Updated : 2019年12月29日

中華鍋を利用して作ったパラボナアンテナで衛星放送は見られる?


アナログ放送の頃は中華鍋のアンテナでも受信ができた

衛星放送を受信するためのアンテナを見ていて、「中華鍋に似ている」と思った人は少なくないでしょう。では、中華鍋を用いて衛星放送受信用のアンテナを自作することは可能なのでしょうか。実は、以前は鍋を使って作ることができました。しかし、現在は鍋をベースに一から作ることはほぼ不可能です。なぜかというと、昔の衛星放送はアナログであり、基本的に電波を拾ってテレビに送れば受信できましたが、現在はデジタル放送なので拾った電波をコンバーターで変換してからテレビに送る必要があるからです。

もし、コンバーターも自作するというのであれば中華鍋でできたパラボナアンテナでも受信できるかもしれませんが、それはほぼ不可能なのでアンテナの自作は難しいといえます。

中華鍋のアンテナはWi-Fi電波の増幅器として使える

ただ、近年、中華鍋で作ったアンテナを別用途に使えるようになっています。それは、Wi-Fi電波の増幅です。Wi-Fiの電波はあまり長い距離を飛ぶことはできず、ぜいぜい50キロ程度なので、基地局が少ない地域ではWi-Fiによるインターネット回線を契約してもうまくつながらないということがありえます。

しかし、中華鍋のように電波を反射するものと携帯用のWi-Fiルーターを組み合わせて設置すると、鍋がWi-Fi電波を増幅してルーターがそれをキャッチするため、回線が安定し、速度が向上するのです。鍋を使った増幅器はお世辞にもかっこいい見た目とはいえませんが、室内に設置すれば他人の目に触れることはないので問題ないでしょう。

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